【4/3オンライン開催】ビブリオトーク朗読つき田中ひかる著『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』

女が医者になれなかった時代、直談判でその扉をこじ開け、無償で妊産婦の命を救った女医がいた。黎明期の女医たちの〝シスターフッド〟の物語。

 

お申し込みはこちらから

https://twffbibliotalk0403.peatix.com/

 

 Facebookイベントページで関連情報を更新しています


読んだ人もこれからの人も!
TWFF Speak up book clubでは、女性の作り手の本、女性が主役の本、ジェンダーがテーマの本などを取り上げ、掘り下げていきます。

著者をお呼びして本にまつわる話しのあと、本の中から気になるところ、大好きなところ、心から離れないところなどを朗読者が音読し著者の思い入れを語ってもらいます。参加者との感想シェア会、質問などを受け付ける時間もお楽しみください。

 

2021年4月3日(土)20:00-21:30


📕取り上げる本
『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』

📕トークゲスト

著者 田中ひかるさん

📕内容
🎤1 本について 
🎤2 気になる箇所を朗読〜著者からコメント ▷朗読者:蔵原実花子(TWFF)
🎤3 感想シェア会  
▷著者×参加者

📕チケット
・オンライン【ビブリオトーク朗読つき】田中ひかる著『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』1,000円


・Zoomにて開催。リンクは前日までにメールにてお送りします。
・著者への質問、朗読してもらいたい箇所を申し込みフォームにて募集します。
(すべてにお応えできない事をご了承ください)
・著者のトーク、朗読時には画面オフ・音声ミュートでご覧いただくスタイルですが、感想シェア会には画面オンで交流をしたいと思います。もちろん最後まで画面オフでも構いませんし、音声のみのご発言でもOKです。みなさまの居心地の良い方法でご参加ください。
・アーカイブ配信は行いません。
(チケットを購入でご希望の方には、後日期間限定アーカイブ視聴URLをお送りします。当日都合の悪い方などご利用ください)


今回取り上げる本は‥
『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』(中央公論新社・2020/7)

 

この本の主人公は女医第三号の高橋瑞だが、女医第一号の荻野吟子、第二号の生澤久野、さらには幼児教育の草分けとなった古市静子ら、さまざまな明治の女性たちについても生き生きと描かれている。同じ時代を生きたそれぞれの女性は、ときどきわずかに邂逅するだけで、不思議なくらいに接点は少ない。医者を志した動機も違うし、進んだ道も違う。それでも同じように苦難を乗り越えた三人は、互いを強く意識し合い、認め合っている。彼女たちは馴れ合わないが、確かに連帯している。その関係性がとても心地よい。これは明治を生きた女性たちのシスターフッドの物語なのだ。(『本の雑誌』2020年12月号 風野春樹さんの書評より一部抜粋

著者紹介
田中ひかるさん

 

1970年東京生まれ。著書に『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』(中央公論新社)、『生理用品の社会史』(角川ソフィア文庫)、『「毒婦」 和歌山カレー事件20年目の真実』(ビジネス社)、『「オバサン」はなぜ嫌われるか』(集英社新書)、『月経と犯罪 〝生理〟はどう語られてきたか』(平凡社)など。


主催:TWFF_Tokyo Women's Film Festival (TWFF Speak up book club)