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映画『リチャード・ジュエル』の公開記念トークイベント&特別試写会に参加

TWFF 2020活動開始。
8日はTWFFのフルメンバーで有楽町のよみうりホールへ。
今月17日から公開されるクリント・イーストウッド監督の映画『リチャード・ジュエル』の公開記念トークイベント&特別試写会に参加させて頂きました。
この日私たちの講師でもあるジャーナリストの #下村健一 さんや報道キャスターの #長野智子 さん、タレントの #デーブ・スペクター さん、リポーターの #阿部祐二 さんらがゲストでしたが、会場には 松本サリン事件 の被害者で報道被害も受けた #河野義行 さんも来られていました。
この映画は1996年のアトランタオリンピック開催中にアトランタで起きた爆破テロ事件により、ひとりの警備員がメディアにより英雄になり、そのわずか数日後メディアにより容疑者となった報道被害を受けたごく一般の人の人生を描いたもの。しかも実話を元にしているのでこのニュースを知っている方もいると思いますが、まだ彼が犯人だと思っている人も中にはいるのではないでしょうか?
長いこと容疑者とされ、執拗にFBIから捜査されたりメディアによる報道被害を受けたリチャード・ジュエルさんは自ら『誤報はトップに、訂正は最後に報じられる』と言っていたそうです。
この件に限らず、いつでもトップニュースになるのは話題がある事でそれが真実かどうかは後回しな気がします。
下村健一さんは当時TBSのニューヨーク支局におり、実際リチャード・ジュエルさんに取材もされていて、その時の貴重な写真なども披露されました。
そして『世間が不安になった時、一刻も早く解決したくて結論を急ぐ時にこうしたメディアの暴走が起き、それがアトランタと松本サリン事件の時と構図が全く一緒だ』と。『96年にアトランタで起きた事が近未来の東京で起きても全くおかしくない。』とも。
また、『アトランタも松本サリン事件のあの当時はSNSが無くてあれだけの事が起きた。今は誰もがメディアの時代だからこそ発信者責任を他人事でなく感じなくていけない。
その小さなスマホの画面で見えているのは物事の一画でそれが全てだと思わないように。』と言われていました。
これから公開ですが、本当にこれはもしかしたら明日自分にも起こりうる事かもしれない。それは被害者にも加害者にもどちらにもなり得る事。
だからこそ1人でも多くの方に、特にメディアに仕事で関わっている人は必ず見て頂きたい作品だなと思いました。
そしてマスメディアのあり方を考えさせられる映画でした。そのマスメディアは私たち個人の集合体でもあります。私自身も今一度気をつけないと。そう改めて思いました。