#闘わないたたかい
“大地に根づく唄がある、風と旅する唄がある”
今年最後にTWFFがお届けする、音楽とシネマの「おうちで過ごす」お祭へー。
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1年に1度の団体名を掲げた映像祭「TOKYO WOMEN’S FILM
FESTIVAL」ですが、2020年は新型コロナウイルスの影響により、開催を見合わせることも考えました。けれども新たな“つながり”のツールとしてのオンラインのメリットを生かし、遠い地域の方ともテーマを共有し、意見を交わすことができる機会にしようと、今年ならではの「おうちで過ごす特別編」としての開催を決めました。
上映作品は、本橋成一監督の「ナミイと唄えば」(2006年/ポレポレタイムス社)。TOKYO WOMEN’S FILM
FESTIVALの特徴の一つである女性の生き方を描いたドキュメンタリーです。主人公ナミイおばあには、観るものの心に寄り添いながら明るく照らしてくれる、強いアイデンティティと唄の力がある。これまでの日常が大きく変化し、人と人とに距離をつくり、閉塞感や生きづらさに戸惑った今年だからこそお届けしたい作品として、この映画を選びました。
トークイベントでは、本作に出演されている「家来」こと姜信子さんに、ナミイおばあの魅力、ともに唄った想い出などお話をうかがいます。また音楽・映画・沖縄をこよなく愛する映画監督・高橋慎一さんとともに、石垣島、八重山に根づく文化としての唄、コロナ禍で感じた私たちにとっての歌や映画の力・・などなどを語り合いたいと思います。そして石垣島からは農家の若者たちのバンド「ハルサーズ」が参加。トークとともに、歌とライブ演奏で八重山のスピリッツをお届けします。
【映画『ナミイと唄えば』オンライン配信】
・12月19日(土)昼12時より、翌20日(日)12時までの24時間限定公開となります。
・お申し込みいただいた方に、19日当日、Vimeo視聴URLをお送りします。(上記期間内のみご視聴可能です)
※期間中は何度でも観られますが、著作権法に反するため転送・録画などの利用はご遠慮ください。
【関連オンライントークライブ】
・12月19日(土)20時〜21時30分
・映画視聴と同じく、お申し込みいただいた皆さんにご視聴いただけます。19日当日、ZoomのURLをお送りするのでそちらからご参加ください。
・基本的には画面・音声オフでのご参加となりますが、可能な方は画面オンにしてご意見やご質問をしていただけます。ご質問等はチャット欄もご利用いただけます。
・後日YouTubeなどでのアーカイブ配信の予定はありません。
【トークライブ・ゲスト】
・姜信子さん
作家。映画の原作である『ナミイ!八重山(やいま)のおばあの歌物語』を執筆。
・高橋慎一さん
写真家、映画監督、ライター。代表監督作品は『Cu-Bop across the border』。
・「ハルサーズ」
金城龍太郎さん 宮良央さん
石垣島で生まれ育った同級生トリオで組まれたハルサー(農家)バンド。今回はおふたりでのご出演です。
【チケット】
基本料金 1,500円(映画+トークライブ視聴チケット)
⭐︎ゲストのハルサーズが活動する市民団体「石垣市住民投票を求める会」への寄付として、任意の特別チケットシステムをご用意しております。基本料金を差し引いた全額を団体に寄付致します。
求める会は、石垣市民による自治、民主主義を守るため、島の中心部への陸上自衛隊配備計画に対し、市民が賛否それぞれの意思を表明する場としての住民投票の実施を求めて現在係争中です。ご賛同いただける方はご無理のない範囲でご協力いただけると幸いです。