海外の映画祭を旅した「Across the Border」版、日本凱旋上映決定!
お申し込みはこちらから
https://cu-bop-twff.peatix.com/
🇨🇺配信期間
1月21日(木)12時〜1月27日(水)23時
・リンクは配信スタート前に、メールにてお送りします
・期間中は何度でも観られますが、著作権法に反するためリンクの転送・録画などはご遠慮ください
🇨🇺監督トークイベント
1月23日(土)19時30分〜21時
・Zoomにて開催。リンクは配信用とともにメールにてお送りします
・イベント内容のアーカイブは後日お送りします
[内容]
🎤Parte 1 Cu-Bopの舞台裏で(高橋監督)
🎤Parte 2 キューバの女性たち(高橋監督×TWFF)
🇨🇺チケット
1,500円(監督トークイベント(1/23)付『Cu-Bop』オンライン上映視聴券)
・チケットは、27日(水)21時までお申し込みいただけます
ニューヨークから禁断の祖国・キューバへ。
国籍が、肌の色が違っても、音楽があれば俺たちは手を取り合えるー
2015年夏、アップリンク渋谷でひっそりとスタートした『Cu-Bop CUBA~NewYork music documentary』は、連日満員の観客で溢れ、半年間に渡る異例のロングランヒットを記録しました。
1人のフォトグラファーがハンデイカムを片手に映画と音楽への情熱に突き動かされて完成させた作品は、やがて各分野のプロフェッショナルたちを刺激し、“より多くの人、より多くの世界へ” 届けるためのプロジェクトチームが結成されます。
その1年間に及ぶ入念な再撮影・再編集によって新たに生まれた世界公開版、『Cu-Bop across the border』(2018)。
高橋慎一監督のご厚意により、Tokyo Women's Film Festival(TWFF)2021年の活動の幕開けとして、こちらの日本語字幕版のオンライン上映を実現できることになりました。
2020年には北米の3つの映画祭に選出、受賞もされた本作は、国内では約1年半ぶりの凱旋上映。ここでしか出逢えない音楽ドキュメンタリーの世界をお楽しみください。
また上映期間中には監督をお迎えしたオンライントークイベントを行います。作品についてはもちろんのこと、「キューバの女性たち」をテーマにしたTWFFメンバーとの対談も企画しており、仕事、家庭、あるいは恋愛感など、キューバの人々と生活を共にした監督ならではのユニークなエピソードを聴くことができそうです。ぜひご参加ください。
“あと数年したら巨大資本主義がもたらすグローバリズムとやらにキューバが飲み込まれ、独自の個性を放つ音楽や文化が形を変えてしまうことは明白だった。
やはりキューバ音楽の「今」を記録するドキュメンタリー映画を制作しよう”
(高橋監督)
Story
『Kamita Label』はキューバ音楽のCDを制作する、日本人によるプロジェクト・チームだ。2000年のレーベル設立 以来、数多くのCDをプロデュースし、キューバ国内の権威ある音楽賞にノミネートされるまでになった。しかし、近年になりキューバ音楽を取り巻く状況が大きく変化し始め、録音に参加した音楽家たちの生活も一様ではなくなった。
キューバのNo.1サックス奏者セサル・ロペスは祖国での活動を続ける選択をした。社会主義を堅持し、モノ不足が慢性化したキューバでは不自由な生活が当たり前。ジャズの音源チェックは古道具屋で漁ってきたレコードで行い、自宅倉庫を改装した即席の音楽スタジオにオンボロ楽器を持ち寄って、音楽仲間と熱いセッションを繰り広げる日々。
一方、若き天才ピアニストのアクセル・トスカは、6年前に海外ツアーへ出た折、ニューヨークの音大のスカラシップ を獲得して米国へ移住した。キューバとは長年、政治的敵対関係が続くアメリカ合衆国。あこがれ続けたジャズの聖地で理想の音楽を追求するが生活は決して楽ではなく、地下鉄に乗る金にも事欠き、ハーレムのボロアパートでコッペパ
ンをかじって糊口をしのぐ毎日。こんな生活でも、数年前に経験した宿無しの日々を思えば、いくらかマシなのだが。
米国とキューバ、セサルとアクセルの日常に触れた『Kamita Label』運営チームは、キューバでのレコー
ディングライブを企画する。アクセルのバンドメンバーは、一人は米国人ルケス・カーティス、もう一人はキューバからの亡命者を父に持つ在米キューバ人のアマウリ・アコスタ。それぞれにキューバ音楽への熱い想いを抱いた2人は、アクセルと共にキューバにやって来ることになった。キューバ、米国両政府の正式な許可を得ないまま、メキシコシティを経由してどうにかハバナの空港へと降りたったアクセル一行。そして彼らが繰り広げる熱いライブが、キューバの若者から政府の役人まで、多くの人々の心を動かしてゆく...。
▶️『Cu-Bop across the border』予告編
Cast /キューバ・ジャズ界の重要アーティストたち
セサル・ロペスと、彼が率いるキューバを代表するジャズバンド『アバナ・アンサンブル』。そして、2008年にキューバからアメリカ合衆国へ移住したピアニスト、アクセル・トスカと、彼がニューヨークで出会ったミュージシャンたちと結成したジャズバンド『(U)nity ユニティ』。その他、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの新ピアニストとして活躍するロランド・ルナ、世界的コンガ奏者のアデル・ゴンサレスと、キューバを代表するミュージシャンたちが数多く出演
Staff
製作/Kamita
Label
監督・撮影/高橋 慎一
日本・キューバ合作
スペイン語・英語(日本語字幕)
Total time 98min
配給/ぴあ株式会社
映画祭選出・受賞歴(両バージョン含む)
『PAN
AFRICAN FILM Festival』(2015年 米国・ロサンゼルス)オフィシャルセレクション
『AFI DC Caribbean film Fest』(2015年 米国・ワシントンD.C.)オープニング上映 “The Opening Night ” 選出
『African Diaspora International Film Festival』(2015年 米国・ニューヨーク)「BEST OF ADIFF2015」選出
『United latino International Film Festival』(2016年 米国・オハイオ)スペシャルメンション受賞
『Montreux Jazz Festival Japan』(2017年 日本・東京)特別上映
『京都国際写真フェスティバル KYOTOGRAPHIE2019』(2019年 日本・京都) collaboration上映
『Out of Africa International Film Festival』(2019年 ケニア・ナイロビ)オフィシャルセレクション
『Caribbean Tales International Film Festival』(2020年 カナダ・トロント)オフィシャルセレクション
『Gary International Black Film Festival』(2020年 米国・インディアナ)BEST VISUAL MUSIC OR DANCE FILM受賞
『San Francisco Latino Film Festival』(2020年 米国・サンフランシスコ)オフィシャルセレクション